よくあるご質問
消毒・除菌関連
殺菌、滅菌、消毒、除菌、抗菌 それぞれどうちがうのですか?
「殺菌」:菌をある程度殺す(医薬品・医薬部外品に使われる表現、明確な定義はなし)
「滅菌」:菌を完全に殺す(医薬品・医薬部外品に使われる表現、菌や微生物ウイルスなどの残量が100万分の1になること)
「消毒」:菌を無毒化する(医薬品・医薬部外品に使われる表現)
「除菌」:菌の数を減らす(アルコールスプレー、洗剤、漂白剤などの雑貨に使われる表現、明確な定義はなし)
「抗菌」:菌の繁殖を防ぐ(除菌と同様雑貨などに使われる表現、菌を除去したり殺す効果はなし、対象となる菌や量などに明確な定義はなし)
出典:三協化学株式会社様ホームページ「除菌・殺菌・滅菌・消毒・抗菌の違いに関するページ」
細菌とウィルス、どこが違うですか?
細菌とはヒトの細胞の10分の1ほどの大きさの微生物で体内で定着して細胞分裂で自己増殖しながら、人の細胞に侵入するか、毒素を出して細胞を傷害するのに対し、 ウイルスは100~1000分の1とさらに小さく単純な構造のため単独では増殖できないため人の細胞の中に侵入し増殖します。 ウイルスに感染した細胞は、ウイルスによって正常に機能できなくなります。
アウトブレイクって何ですか?
アウトブレイクとは、一定期間内に同一病棟や同一医療機関といった一定の場所で発生した院内感染の集積が通常よりも高い状態のことであること と定義されています。感染症のアウトブレイクとは、通常発生しているレベル以上に感染症が増加することで、通常発生しないような特殊な感染が院内で発生したり、関連する院内感染が複数例発生するなどの状況から判断されます。
ゾーニングとはどういう意味ですか?
業界や分野により意味するところが異なりますが、感染拡大防止対策において使用される場合、
清潔な区域(清潔区域)とウイルスによって汚染されている区域(汚染区域)を区分けすることをいいます。